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ワークショップ、販売、部屋づくり…家具のDIYをもっと楽しむアイデア

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最近、イスや棚などの家具を自分で手作りする「DIY」に取り組む女性が増えて来ているそうです。そうした情勢に対応してか、家具DIYの情報メディアやワークショップ、材料の通販、DIY家具の販売・購入サイトなど、気軽にもの作りを楽しめる環境が整いつつあります。今回は、家具のDIYをさらに楽しむためのアイデアをご紹介したいと思います。

※トップ画像クレジット:
© stockphoto-graf – Fotolia.com
http://jp.fotolia.com/id/68205757

1. ワークショップに参加する

本格的に家具作りをはじめてみたいけれど、何からやればいいのか迷っている方は、まずはワークショップに参加してみるのはいかがでしょう。いろいろなヒントをもらえそうです。

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(出典:http://www.h4.dion.ne.jp/~workshop/

「みんなの木工房DIY好き。」さんはレンタル木工房を運営。ビギナーで1回3000円から体験することができます。

また、家具職人の仕事を1日体験できる本格派ワークショップもあります。

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(出典:http://www.shigoto-ryokou.com/

さまざまな手仕事を体験できるツアーを企画している「仕事旅行」さんの主催です。この10月5日の家具作りワークショップでは、千葉県の職人さんの工房を訪れて、実際の仕事を体験できるそうです。

2. 「DIY女子部」に参加する

DIYに興味のある女性にオススメなのが、全国各地の女性が参加し、DIY工房の運営やワークショップなどの活動を行っている「DIY女子部」。東京・大阪・名古屋・長崎の5箇所の工房を中心に、さまざまなイベントを開催しています。

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(出典:http://www.diyjoshi.jp/

公式サイトには、各地で開催予定のワークショップや活動内容などたくさんの情報が発信されています。もはや家具のDIYはひと昔前のような「お父さんの日曜大工」といったものではなく、女性や子供も一緒に気軽に楽しめるものになっているんだなぁ、と実感します。

そんなDIY女子をリードする存在といえるのがこちらの方。
雑誌や広告で活躍中のインテリアスタイリストで、DIYの楽しさを発信するサイト『Love customizer』を主宰する石井佳苗さんです。

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(出典:http://lovecustomizer.com/

DIYで自分らしいライフスタイルを創造するアイデアが盛りだくさんのサイトです。

例えば、こちらの記事
”RECLAIMED STICK (リクレイムドスティック)” というアメリカ西海岸からやってきた素材を使って、お部屋を素敵にカスタマイズされています。まるで海外のアパートみたいな雰囲気。自分でもやってみたくなりますね。
興味を持たれた方は、インテリアDIYのアイデアを集めた書籍もぜひチェックしてみて下さい。

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・『簡単!インテリアDIYのアイデア Love Customizer』(エクスナレッジ刊、税抜価格1600円)

3. 古材を手に入れる

DIYの素材として、素敵な雰囲気を演出してくれそうな古材を使ってみたいと思いませんか?
そんな古材の専門店がこちら。


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(出典:http://www.thegallup.com/new/public_html/index.html

「GALLUP」は木材の通信販売だけでなく、アンティークの金物や、古材を使った家具製品まで幅広く取り扱っていいます。

4. DIYキットでチャレンジする

もっと気軽に家具作りに挑戦してみたいという方にはこれ。

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(出典:http://tabroom.jp/

子どもの椅子を手作りできる「FIRST CHAIR KIT」キットは、とにかくカンタンで楽しそう!

5. 海外のサイトも参考にする

また、先日のキャンプの記事で、流木を拾ってアート作品の材料にするアイデアをご紹介しましたが、こちらの海外のサイトの記事では、流木を使ったさまざまなインテリアを紹介しています。

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(出典:http://chaishions.net/

すごいです。流木一本でここまでできてしまうんですね。
海外にもDIYに熱心な人がたくさんいるようです。こうしたブログはアイデアのヒントをたくさんもらえそうです。ぜひチェックしてみて下さい。

6. つくった作品を販売する

実際につくった作品があるなら、自分の趣味だけで終わらせず、自分のお店を出して販売してみましょう。
Creemastores.jpといったサイトでは無料で自分のショップサイトを出店することができます。
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(出典:http://www.creema.jp/

Creemaは、ハンドメイド作品が好きなユーザーが多く、お気に入りやコメント機能といったSNS的なしくみもあって、作り手とユーザーの交流なども楽しみの一つになっているようです。
自分が作ったものが買ってもらえたら、ものづくりがもっともっと楽しくなるでしょう。

こちらは、インターネットユーザーが家具のデザイン案に投票し、一番多く票を集めたデザインがイタリアの地元家具メーカーによって製品化されるという、ユニークなECサイト「formabilio」です。

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私たちが直接家具を作るわけではありませんが、自分の一票であっと驚くようなインテリアデザインのアイデアを世に送り出すことも不可能ではありません。日本語には対応していませんが、世界の家具デザイナーのキラリと光るアイデアに、きっと刺激を受けることでしょう。

ところで、ひとはなぜものをつくるのでしょうか……?
私たち人類は、大昔からものを作るということを当たり前のように行ってきましたが、歴史のなかではこんなエピソードも。

第二次世界大戦終結後。グアムで28年間、残留日本兵として生きていた横井庄一さん。終戦を知らず、島のなかで隠れる様に生きていましたが、そのような過酷な状況の中で生きる糧となったのが、身の回りの道具や衣服といった“ものをつくること”だったそうです。

生活上の必要だけでなく、ものづくり自体が、生きる力や知恵を与えてくれる。
もしかしたらDIYは、そんな楽しさや喜びをもたらす、素晴らしい営みなのではないでしょうか?


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佐藤勝

佐藤 勝Writer

ライター/編集者/何でも屋。Web、デザイン、映像、アート、観光などの記事執筆や、企業・団体のコンテンツ制作など、色々やらせていただいております。 INSPIでは、生活やビジネスに役立つものづくりの情報から、面白スポットやまちづくりまで、さまざまなテーマの記事をお届けします。
http://lamp-creative.com/

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