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再チェック!災害から身を守るグッズと知っておきたいマメ知識

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今年は阪神淡路大震災から20年の節目になります。各地で防災訓練が頻繁に行われていますが、みなさん、地震や災害のための備えは完璧ですか? ぜひ、この機会にもう一度、防災の備えについて考えてみましょう。

※トップ画像クレジット
© sh22 – Fotolia.com http://jp.fotolia.com/id/69072363

災害にあった場合、救助を呼びたくてもなかなか人の声は届かないもの。こちらの防災用救助笛がオススメなのは、人間の耳に聞こえやすい高さの音を2種類同時に発して、広い範囲に助けを呼べるというところ。こちらの商品はコクヨのサイトやアマゾンで購入ができるので、ご家庭はもちろんオフィスでも揃えておくと良いと思います。
コクヨS&T 防災用救助笛〈防災の達人〉(ツインウェーブ)
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是非、災害に備えて日頃から携帯しておくと良いと思います。
また、防災用救助笛を携帯していなかった場合、声が届かない時は物を叩いて振動音で知らせることもポイントです(但し、崩れた建物などの下敷きになった場合は、さらなく崩落を招かないよう注意する必要があります)。

また、アウトドアブランドで知られるmontbellが販売している防災グッズは、普段のアウトドアでも非常時にも使え、大変便利です。
例えばFM/AMラジオ・LEDライト・モバイル機器への充電・時計・アラームの5つの機能を備えた
H.C.5way マルチラジオは、災害時やアウトドアでも活躍するアイテム。
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パソコンなどのUSB端子に接続して充電が可能、手回しハンドルと本体のソーラーパネルを使って補充も行えるので、災害時にも活躍。モバイル機器への充電は付属のコネクターを用いて手回しハンドルを回転させながら行います(内蔵電池からの充電はできません)。ニッケル水素電池内蔵。残念ながらiPhoneには対応していないとのことですが、Androidスマートフォンや携帯電話(docomoFOMA、SoftBank-3G、au-WIN)には対応しています。

先ほど紹介した防災用救助笛も、montbellのモデルであればデザインもなかなか良いので、日頃からバッグなどにつけておいても違和感なく携帯できます。
キーカラビナ ホイッスルナスカン
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また、montbellでは災害時にアウトドアのグッズや知識を活かすことを推奨し、紹介していますので、こちらも参考にみてみてください。
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他にも、知っておくと役に立つ、防災時の知識をいくつかご紹介しましょう。

火災から逃げる時の生死を分けるポイントは、まず煙をいかに吸わずに避難するかにあります。濡らしたハンカチ、タオルを口に当て、床に残る空気を吸いながら低い姿勢になって逃げること。ビルにいる場合は上にではなく下に逃げましょう。
逃げる際に服を濡らすこともポイント。大量の水がある場合はかぶり、水があまりない場合は、持っているペットボトルなどの水を服の内側に吸収させて濡らしましょう。致命的なやけどや服の発火までの時間稼ぎにつながります。濡れた泥でも水の代わりになるので火事などの際にはためらわず生き残るための行動をしましょう。

また災害時帰宅支援ステーションのシールについても覚えておきましょう。
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こちらのシールが貼っているお店は災害時の帰宅困難者に水を提供したり、地図などの道路情報や、トイレなどを積極的に提供してくれる支援スポットとなります。

また、自動販売機の電光掲示板に災害情報を流したり、本体に残っている飲料を無料で配布されるなどの震災支援型自動販売機があります。これはコカ・コーラが最初に取り組みはじめた災害支援で、東日本大震災の際には、約400台が稼動し、8万8000本以上の製品の無償提供されました。
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(出典:http://www.cocacola.co.jp/vending-machine/emergency-support/

NHKの一週間自宅サバイバル術を公開しているサイトとなりの防災家族も見ておくと、役立つ情報がたくさんありますのでオススメです。
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災害用の伝言ダイヤルやネットからの伝言板も覚えておきましょう。
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また、災害にあった際には、写真などは撮らずに率先避難を心がけましょう。危険が近づいているのに、「自分だけは大丈夫」と心が勝手に反応してしまう、人間の正常性バイアスが働くので、逃げ遅れにつながる恐れがあります。

地震はいつどこで起こるか分かりません。自分の身を自分で守れるように、防災対策や防災グッズなどを、いま一度見直してみてくださいね


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田中 夏実

田中 夏実Writer

デザイナー、旅行(特にNY)、映画好き。 DIY、デザイン、ファッションや海外のクリエイティブ事情を 幅広くご紹介していきたいと思います。

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