すぐ撒いてすぐ収穫!家庭でもお店でも大活躍のハーブの楽しみ方
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皆さんはハーブと聞いて何を思い浮かべますか?おしゃれな感じがするけど使いこなせない、一度に使い切れない、という方も多いのではないかと思います。
また、植物を育てることに自信がないという方もいらっしゃるかもしれません。でも大丈夫、心配はご無用です。簡単に育てられて、活用方法も実に多彩なハーブを3つご紹介します。
圧倒的に育てやすいハーブといえば、ミント
ミントを育てて何に使うの?と思うかもしれません。お料理のメイン食材にはなりにくいとはいえ、限りなく汎用性が高く有能なハーブ、それがミントです。
デザートの飾りとしてだけではなく、ソフトドリンクの材料やうがい液、お部屋の消臭スプレーとしても活用できます。
ミントの育て方
半日陰等の風通しの良い場所が、葉も枯れず乾燥もしすぎずミントにとって良い生育場所です。15〜20℃が生育適温ですが、暑さにも寒さにも比較的強いので、気温についてはデリケートになる必要はなさそうですね。
鉢植えは蒸れに気を付け、庭植えの場合は1日に一度、毎日水やりをしましょう。
ミントを使った活用法あれこれ
(出典:http://kateisaien01.com/mint-saibai-mojito-1685)
ミントたっぷりのモヒートは季節問わず人気ですが、夏の暑い日に飲むモヒートは格別な清涼感をもたらしてくれます。
モヒートに使用するミントは、スペアミント、ペパーミント、クールミントの3種が向いており、甘さや苦さなどをお好みで使い分けても楽しいですね。
・モヒートの作り方
材料1名分:ホワイトラム 45ml、フレッシュライム 1/4個、スペアミント 20枚ほど、砂糖 お好みで調整、ソーダ 適量、氷適量
作り方:ライムと砂糖を潰し混ぜ、ミントを投入し、ラムとソーダを入れて完成です。
(出典:/http://vegetaro.net/oec-repo/830/)
お酒は苦手、という方はソフトドリンクを。果物とミントを使ったフレーバーウォーターは毒素排出が促され、ダイエットにも良さそうです。
・フレーバーウォーターの作り方
レモン&ミント ウォーター(480mlの保存ビン1本分)
材料1名分:ミネラルウォーター 適量、レモンの輪切り3枚、スペアミント 葉5~6枚
作り方:保存びんに全ての材料を入れるだけ。ミネラルウォーターの消費期限を考え、1~2日位を目安に早めに飲み切りましょう。
「イタリアンで大活躍!香り良し、味良しのバジル」
初心者の方は、種から育てるより苗から育てた方が順調に行く方が多いようです。初心者向きの品種はスイートバジルで、花屋やホームセンターで手に入ります。
植え付け用の土はハーブ専用土や野菜栽培専用のものを使いましょう。バジルは株張りは30㎝、高さ最大80㎝程度まで成長しますので、直径30㎝の深型の鉢が最適です。
暑さには強く水を好みますが、水はけがいい場所で成長します。表面の土が乾いたら水をたっぷりあげましょう。
(出典:http://www.yuukinosato-yusuhara.jp/category/1950443.html)
バジルは増えすぎて困る、なんて嬉しい悲鳴をあげる方も。ならば、それを逆手にとって、大量のバジルを調理できるバジルペーストを作ってみませんか。
・バジルペーストの作り方
材料は2人分:バジルの葉50g、にんにく2かけ、オリーブオイル100cc、お塩小さじ1
作り方:上記の材料を全てミキサーへ入れて、時々かき混ぜながらごく細かくなるように1分ほど混ぜたら出来上がりです。冷蔵庫で数日もちますよ。
一度ハマったら止まらない。アジア飯の引き立て役パクチー
ここ近年、女性を中心にパクチーの人気が高まっており、タイ料理やベトナム料理店で、パクチーをふんだんに入れたメニューも数多く見かけるようになりました。
実を言いますと、筆者はエスニック料理が好きでして「せっかくなら、家でもたっぷりアジアご飯をたべたいなぁ」と、カオマンガイやフォーのレトルトキットを買ってきては、たまに作っています。
レトルト調味料と言えど本格的な味で、とっても美味しいのですが、何かが足りないのです。何度か作って行き着いた答えは「パクチーがないからだ!」そう思いました。
パクチーって家庭で育てられるんですか?
パクチーが近くに売ってないなら育てよう、そう思いました。いざ調べてみると、植え替えを嫌うことと、あまり大きな苗からスタートしても根付きがしにくいことがわかったのです。苗から始めるならば、できるだけ新芽が生き生きしていて、下葉が枯れていない小さい苗をを選ぶのがポイント。
パクチーの育て方
パクチーは種から育てることができます。苗から育てることもできるのですが、適温の時期に日当たりのいい場所に種を蒔き、土の表面が乾いたら水をたっぷりやって育てます。発芽適温は17~20℃くらいです。
パクチーを使ったアジアごはん
パクチーは加熱料理には向きませんが、上からふわっと乗せればビタミンCも壊れません。エスニック料理の中でもクセが少なく、アレンジでお好みの味に仕上げられるフォーの作り方を紹介します。
(出典:http://news.livedoor.com/article/detail/12648441/)
・鶏胸肉のフォー
材料1人分:フォー…100g、鶏胸肉…100g、チキンスープ…500ml、塩…小さじ1/2、パクチー…適量、もやし…50g、ライム…1/2個、ナンプラー…適量
作り方:フォーを水で20分戻し、塩もみした鶏胸肉を丈夫なビニール袋に入れ、沸騰した湯に入れて火を止める。蓋をして、熱湯の熱だけで10分加熱する。チキンスープを作り、味を整える。
器に、1分半茹でたフォーとチキンスープを入れ、パクチー、茹でたもやし、ライムを乗せ、好みの量のナンプラーをかけて完成
今回はミント、バジル、パクチーの3種類のハーブの育て方、楽しみ方をご紹介しました。ハーブは思っていたほど敷居が高くないんだ、と思ってもらえたら嬉しいです。手軽に育てて、日々の暮らしやお店のメニューに加えてみませんか?
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