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新鮮な発見、あるかも!? この秋にかけて見ておきたい、デザイン・グラフィックの展覧会9選

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こんにちは。日本全国、まだまだ暑い日が続きますね。
そうはいっても、気がつけば8月も後半戦。夏の終わりから秋にかけて、ぜひ見ておきたいデザイン関連の展示会・展覧会を早めにチェックしてみましょう。今回はグラフィックや建築、プロダクトなど、幅広いジャンルから9つご紹介したいと思います。

※会期中に休館日がある場合は、その旨明記してあります。

1. チェコの映画ポスター テリー・ポスター・コレクションより【東京都】
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http://www.momat.go.jp/FC/czechposter/
8月28日(水)~12月1日(日)、東京国立近代美術館フィルムセンター
(月曜および9月16日〜9月26日休館)

プラハの専門ギャラリー「テリー・ポスター」が所蔵する映画ポスターから、チェコスロバキア時代に制作された82点の作品を展示。ヨーロッパ各国の作品やアメリカ映画、日本映画のポスターも取り上げる予定。チェコというと、一般の日本人にとってはあまり馴染みの深くない国なのでしょうが、だからこそ、グラフィックデザインや映画の見地から緊張感や優美さ、ユーモアといった新鮮な発見があるかも知れません。

2. しかけ絵本Ⅰ 技法の歴史 開く、覗く、聴く、動く絵本【東京都】
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http://mauml.musabi.ac.jp/museum/archives/6557
9月17日(火)〜10月25日(金)ー前期
11月4日(月・祝)-12月7日(土) ー後期
武蔵野美術大学 図書館展示室
(日曜日、祝日、芸術祭期間10/26〜11/3休館、但し9/23、11/4日は特別開館)

しかけ絵本はもともと、13世紀ごろに人体解剖図や占星術に用いられた単純なフラップから始まったそうです。この展示会は世界各国の約80点のしかけ絵本を、前期・後期に分けて展示するもの。その仕掛けを純粋に楽しむだけでなく、造本技術や色彩表現、立体的なスケール感の表現といった、グラフィックデザインの視点から掘り下げるもの。ブックデザインやグッズ制作に関わる方などにおすすめ。

3. ポップの目─アーティストたちは現代文化に何を見たか─【滋賀県】
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http://www.shiga-kinbi.jp/?p=17103
9月7日(土)-10月6日(日) 滋賀県立美術館
(毎週月曜休館)

有名なアンディ・ウォーホルをはじめとするポップアート。もとは1950年代半ばにイギリスで生まれ、60年代アメリカで開花、70年代初頭にかけて全世界へと広がっていき、今では出版、広告、プロダクト、Webコンテンツなど、文字通りポピュラーなアートとしての地位を築いています。滋賀県立美術館は戦後アメリカ美術のコレクションが充実していて、今回の展覧会はアメリカだけでなく、赤瀬川原平ら日本のアーティストの作品も展示。グラフィックデザインやWebデザイン、広告などに関わる方におすすめ。

4. PAPER GAME CENTER 紙のゲームからはじまるコミュニケーション展【東京都】
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http://www.hikarie8.com/cube/
9月 4日(水)〜9月16日(月)
渋谷ヒカリエ「CUBE 1, 2, 3」

6組のグラフィックデザイナーやプロダクトデザイナー、建築家らが、紙という材料の強みを活かし、ついつい手にとって遊んでみたくなる「紙のゲーム」を追求。既存の紙のゲームである「かるた」や「トランプ」とは違う、新鮮な体験ができそうです。会場では、これらのゲームを実際に体験できる「PAPER GAME CENTER」を期間限定でオープンする予定。子どもと一緒に参加しても楽しそう。

5. 丹下健三生誕100周年プロジェクト「丹下健三 伝統と創造 瀬戸内から世界へ」展 【香川県】
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http://www.tange100.jp/exhibition/
7月20日より開催中〜9月23日(月・祝) 香川県立ミュージアム
(9/2、9/9、9/17休館)

東京オリンピックの会場となった国立代々木競技場や広島平和記念資料館、香川県庁舎などで世界に知られる日本の建築家・丹下健三氏。今年はまさに同氏の生誕100周年ということで、故郷である瀬戸内の視点から、同氏の建築を読み解くという、これまでで最大規模の展覧会。シンポジウムや建築ツアーなども実施予定で、芸術家として同氏と協働したイサム・ノグチ、猪熊弦一郎らの活動や作品も展示されるそうです。

6. アート・アーチ・ひろしま2013 イサム・ノグチ ~その創造の源流~ 【広島県】
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http://www.hiroshima-museum.jp/special/detail/201307_noguchi.html
7月20日から開催中~10月14日(月・祝) ひろしま美術館

平和をテーマに、広島市の3つの美術館で、この夏から同時開催されている「アート・アーチ・ひろしま2013」。広島にゆかりの深いイサム・ノグチに光をあて、広島県立美術館、ひろしま美術館、広島市現代美術館の3館それぞれで同氏の作品を紹介。ひろしま美術館での展覧会は、同氏に影響を与えたとされる彫刻家・画家・デザイナーらにもスポットを当て、その創造の源流を探るもの。ものづくりの視点から、これからの平和のあり方を考える良い機会になりそうです。

7. re:mix001 plants design exhibition【東京都】
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https://www.facebook.com/remix001
9月5日(木)〜9月7日(土) 恵比寿・PANOF STUDIO

「植物」をさまざまな形でデザインしてきた2社による展覧会。人は自然とともに我々は進み続けていく。そんな想いを込めて、「植物とproduction」「植物とart」 「植物とspace」をテーマにインスタレーションを作成。限られた空間のなかに、植物による無限の力を感じさせるというコンセプト。プロダクトやグラフィックだけでなく、フラワーアレンジメントに携わる方にもおすすめ。

8. 柳宗理の見てきたもの【東京都】
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http://www.mingeikan.or.jp/events/special/201308
8月27日(火)〜11月21日(木)日本民藝館

世界的な工業デザイナーとして活躍し、2011年に他界した柳宗理氏は、日本民藝館の三代目館長としても約30年間にわたり活動。同氏が集めたコレクションの逸品や、柳家から遺贈された陶磁器や染織品、仮面なども展示。同氏の父・柳宗悦から受け継いだ食器類も見られるという貴重な機会になっています。私たち日本人の生活文化を遡りながらデザインを学ぶことができそうです。

9. 東京デザイナーズウイーク【東京都】
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http://www.tdwa.com/
10月26日(土)〜11月4日(月・祝)
明治神宮外苑絵画館前(中央会場)、都内ショップ各店

秋の東京を舞台に、建築・インテリア・プロダクト・グラフィック・アートなど、さまざまな生活デザインや作品が世界中から集まる国際デザインイベント。デザインやアートの業界関係者だけでなく、子どもから大人まで、一般の人でも気軽に楽しくデザインやアートに触れられるというコンセプト。

さまざまな商品やデザイン、アイデアと業界関係者をマッチングする「TENT展」、企業、デザイナー、大使館、学校、アーティストなどが出展し、一般の方も楽しめるパビリオンテントやコンテナ展、アジアの若者・学生から作品を募集する「ASIA AWARDS」入賞作品の発表、トップクリエイターとその仲間によるトークショーなど、盛りだくさんの10日間。会期が近くなったら、改めて情報をWebチェックすると良いでしょう。

以上、さまざまな分野・ジャンルでピックアップしてみましたが、たまには、自分の関わっている分野以外の展示を見に行くというのも、なかなか良い刺激になるかも知れません。遠方の展覧会は、旅行やリフレッシュも兼ねて楽しんでいただきたいです。


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佐藤勝

佐藤 勝Writer

ライター/編集者/何でも屋。Web、デザイン、映像、アート、観光などの記事執筆や、企業・団体のコンテンツ制作など、色々やらせていただいております。 INSPIでは、生活やビジネスに役立つものづくりの情報から、面白スポットやまちづくりまで、さまざまなテーマの記事をお届けします。
http://lamp-creative.com/

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