一番選ばれているクラウド型電子カタログ

つくるを応援するブログ - INSPI

作り方・コツ

ワンルームが映画館に!低予算で実現できるマイホームシアターのすすめ

65011
views

自分の部屋で本格的に映画鑑賞をしてみたいけれど、映画館と違ってスペースは狭いし良い設備もないし、お金もかかりそう…。
そんな、憧れのホームシアターを諦めかけている方(筆者も)に朗報です!
ぜひこの機会に、低予算で自分だけの映画館を手に入れてみませんか?

ホームシアター用のスクリーンは”あるもの”で手軽に代用できる

ホームシアターを作る上でまず思いつく必要なものが、大きなスクリーン。
調べてみると映像を映す観賞用の吊下げスクリーンは、比較的安いものでも平均で1~5万円ほど(100インチの場合)の価格が相場なのだそうです。長く使いたいと思えば妥当なお値段かもしれませんが、欲をいえばもう少し抑えたいところですよね。

さて、そんな願いを叶えてくれるものが、ありました!
ホームセンターなどで販売されているロールスクリーンです。
本来はお部屋の仕切りや遮光に使われる巻き上げタイプのカーテンなのですが、こちらが映像の投射にも活用できると話題になっているんです。


(出典:ニトリ公式通販 – ニトリネット)

「お、ねだん以上。」というキャッチフレーズでおなじみのホームセンター、ニトリ。
今回はこちらで購入できる遮光ロールスクリーンに注目してみました。

ニトリで取り扱われている遮光ロールスクリーンは、幅180cm 長さ220cm の一番大きなタイプで5990円(税込)というお手ごろな価格がポイント。
さらに設置も簡単で、お部屋の壁面に直接固定できるほか、備え付けのカーテンレールに取り付けることもできるんです!
もちろん必要なねじやパーツも付属されているので安心。

スクリーンに長さがあるので、取り付け位置からの高さに合わせてカットしても大丈夫です。

ロールスクリーンを使用して映像を投射した際のイメージはこのような感じです。

NIKKEI – 住宅リサーチ

動画でも紹介されているものがありました。こちらも参考になりそうですね。

スクリーンの設置ができたら、映像を投射するためのプロジェクターを準備しよう

お部屋でスクリーンが使えるようになったら、次は映像を観るためのプロジェクターを準備していきましょう。

(出典:amazon.co.jp

映像用のプロジェクターも本格的なものだと、価格が高いなどの理由からなかなか手が出せなかったりしますよね。
しかし実は近年ホームシアター用にシンプルな機能と低価格を実現したお手軽な商品が増えているんです。
なんと税込1万円以下(!)で購入できるものも。

今回おすすめするのはこちら。オンラインショッピングサイトamazon(アマゾン)でも人気の高い、DBPOWER ミニLEDプロジェクター ホームシネマ 1080Pです。
小型で軽量。HDMI/USB/SD/VGA/AV/TVの入力に対応しており、1080PフルHDも可能です。
プロジェクターから直接音が出るため、観賞する媒体によっては外付けのスピーカーがなくても楽しめます。
お値段は7980円(税込・2017年3月現在)とかなりリーズナブル!
先ほど紹介したロールスクリーンに投射する程度であれば解像度も十分ですよ。

YouTubeやレンタルした映画を観たい!という方には、プロジェクターと併せてFire TV Stickの購入もおすすめしたいと思います(税込4980円~)。ビデオストアからのレンタルや購入だけでなく、HuluやNetflix、スポーツや音楽番組のアプリで、映画やドラマからスポーツまでお気に入りのコンテンツをスティック一台で楽しめるという優れもの。
プロジェクターのHDMI端子に挿すだけで、すぐに好きな映像を流せます!

映画館のような臨場感をより味わいたいあなたに!ホームシアターに合うスピーカーの選び方

スクリーンとプロジェクターの準備は完璧。さらに本格的なマイシアターを目指すために、スピーカー選びにもこだわってみましょう。
使用するプロジェクターによってはスピーカーが内臓されている場合が多いので映像を楽しむ分には事足りるのですが、やはり音響の良さをプラスすることでぐっと劇場の雰囲気が作られますよね。

最近では映画やドラマDVDを観賞する際、5.1chサラウンドという音声用語を目にすることがあるかもしれません。
5.1chサラウンドはモノラル(1.0ch)やステレオ(2.0ch)音声よりも多くのチャンネルを有するもので、臨場感のある音響を楽しむことができる再生方法です。
基本として前方3台・後方または側方に2台の合計5台のスピーカーに、重低音を担当するサブウーファーを1台加えたサラウンドシステムとなります。

なお、これまでに準備してきたスクリーンやプロジェクターと比べサラウンドスピーカーはやはりお高め。価格相場は安いものでも2万円~5万円ほどです。
それでもきっとこだわり派の方向けには取り入れる価値のあるシステム。ぐっと本格的なホームシアターに近づきますよ。


(出典:SONY – ソニーストア HT-SS380

今回例に挙げてお勧めするのは、お手頃なサラウンドスピーカーのなかでもパフォーマンスの高いSONY ホームシアターシステム HT-SS380です。中古などであれば2万円前後で購入できるのでかなりお得。量販店によってはさらに値下げされる地域もあるようです。
スピーカーやウーファーはコンパクトでお部屋に置いても意外と省スペース。すっきりとした印象です。
HDMIの入力端子が3系統あり、ブルーレイディスクレコーダー/プレーヤーや衛星放送チューナー、ケーブルテレビ、ビデオカメラ、PS3に対応しています。さらに、急な音量アップを抑え、セリフなどの聴き取りやすさを損なわずに快適な視聴ができる自動調整機能も搭載。ワンルームに収まる最大限の高音質を保ちます。
5.1chサラウンドの迫力ある音とともに楽しみが広がりますね!

まとめ:ホームシアターは限られたスペースでも実現可能!音響システムを取り入れて臨場感アップ

いかがでしたでしょうか。今回はお部屋で気軽に始められるホームシアターの楽しみ方を紹介してきました。
遮光ロールカーテンがスクリーンの代わりに活用できるというのは筆者もたいへん驚きました。
プロジェクターと併せても低予算で収められますので、この機会に挑戦してみよう!という方には嬉しいですよね。
さらに予算を広げてサラウンドスピーカーを導入することにより、本格的な高音質の出力も可能です。

大好きな映画やドラマ、ライブ映像を今まで以上に楽しむことができるマイホームシアター。
自分だけのお気に入り空間を手に入れてみませんか?


作る人を応援するブログのインスピはクラウド型電子カタログサービスebook5を開発する株式会社ルーラーが運営しています
Cookie等情報の送信と利用目的について

小林 千夏

小林 千夏Writer

雪国ではたらく人。文章も書いています。インスピではカルチャーやインテリアの分野から、暮らしのなかにとり入れたくなる「ちょっといいもの」をお届けしていきたいです。音楽、ラジオ、映画をこよなく愛す文化系。

← 記事一覧