人を引きつける!古民家、空き屋に新しい風を吹き込むアイデア
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こんにちは。2日前から「読者アンケート」を始めましたが、さっそく続々と回答をいただいております。本当にありがとうございます。引き続き、8月いっぱい募集しますので、ご協力をよろしくお願い申し上げます!
さて、今回は、古民家の話題です。近年、日本各地で空き屋が増え続けていることが問題になっていますが、その一方で、古民家や空き屋を上手に再生させた例もあります。そうした新しいアイデアやライフスタイルをご紹介したいと思います。
日本の空き家は、平成25年度(2013年度)で過去最多の約820万戸になったことが総務省統計局によって発表されたばかり。その背景には、少子高齢化はもちろんですが、空き屋を更地にすることで固定資産税が6倍にも跳ね上ってしまうという経済的な理由もあるようです。
そんななか、空き屋を利用したシェアハウスで新しいライフスタイルを発信しているのが「光が丘シェアハウスプロジェクト」です。
1. 古民家を舞台に、異なる世代が助けあうコミュニティ
(出典:http://greenz.jp/)
シェアハウスというもの自体はたくさんありますが、なんとここは世代を超えてともに住むシェアハウス。お年寄りと若者が一緒に住むシェアハウスとして注目されています。
高齢者にとっては話し相手が身近にいることが元気の素になり、若者にとってはあたかも家族のように相談に乗ってくれる存在が心強い。お互いに助け合い、学び合いながら暮らしていく空間をつくろうという試みです。
最新情報はFacebookページでもチェックできますので、ぜひ見てみて下さい。
2. 島の古民家を町おこしの観光資源に
こちらは、都会の喧噪を離れてゆっくりと時間の流れを感じる島の古民家ステイ。
場所は長崎県五島列島の小値賀島。古民家一練まるごと貸し切ることができるので、島の暮らしをゆったりマイペースに体験できるコンセプトになっています。
ただ滞在するだけでなく、島の民家を訪ねて、島のおかあさんと一緒に島の家庭料理をつくり食卓を囲む「ぷち民家体験」などのアクティビティも。古民家ステイは町おこしの観光資源としても一役買っているようです。
情緒あふれる島の古民家で、自然を満喫しながらゆっくりと夏休みを過ごすのも良さそうですね。
3. 下町の古民家を素敵なカフェに
(出典:http://www.imadoworks.com/iriyaplus/)
次は、台東区下谷にある築50年あまりの古民家を改造した素敵なカフェ「イリヤプラスカフェ」。
ニューヨーク在住経験をもつオーナが、NYブルックリンやソーホーのカフェを参考にしたという空間づくりは、古民家のレトロさと新しい価値観をうまく融合させた例ともいえそうです。
東京の下町にあるゆったりとした古民家カフェで、ゆっくり読書でも楽しみたいですね。
(出典:http://www.fura-organic.com/ )
こちらは、千葉県成田市のオーガニックカフェ「風楽」。
一から古民家を改造して、カフェを完成させていく様子をブログで見ることができます。
ちなみに、私のお気に入りのカフェも、古いアパートを改装したお店です。
「カフェ ド シュロ」
住宅地にある古いアパートの1階と2階の一部を使った、隠れ家カフェです。
クラシック音楽が小さな音量でかかっていて、静かでゆっくりとした時間が流れています。
内装デザインと雰囲気づくりが素晴らしいお店で、コーヒーも食事も美味しいです。
空き屋や古民家を活かしたライフスタイルの実例は、探せばまだまだありそうです。
イギリスでは、「古いものこそ価値がある」ということで、古い物件が好まれる傾向があるそうです。日本にも、海外にも負けない独特の「古き良き」価値観があり、それらに新しい価値をプラスすることで、次の世代に残っていくような空間が生まれるといいですよね。
いかがでしたでしょうか?
もし興味をお持ちでしたら、空き屋、古民家を探せるサイトもありますので、ご参考までに。
(出典:http://www.iju-join.jp/akiyabank/)
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