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作り方・コツ

PC不要。文化祭・学園祭のポスター・チラシをiPhoneで作る

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「文化祭・学園祭のポスターやチラシを作りたいけれど、自分用のPCやMacを持っていない…」といった学生の方でも、iPhoneがあれば、ポスター・チラシのデザインが可能です。今回は、iPhoneだけで、文化祭の印刷物を簡単に作成できる方法をご紹介します。

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今回iPhoneで使用するアプリは、アップルの文書作成アプリ「Pages」です。2013年9月に発売されたiPhone5s/5c以降の機種には、表計算の「Numbers」、プレゼンテーションの「Keynote」とともに、最初から無料で入っているのですが、積極的に使っている方はそんなに多くないのではないでしょうか。

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このPages、文書作成アプリとしてはなかなか多機能です。テンプレートが豊富なので、さまざまま用途の文書を簡単に作ることができるのです。PCがなく、iPhoneだけで文書を作りたい時には、重宝するアプリになるかも知れません。

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試しに、このテンプレートを使ってみましょう。
もとは、中古スクーター販売の告知ポスターとしてデザインされていますが、この文字と写真を入れ替えて、文化祭のポスターに作り変えてみたいと思います。

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文字部分は、2回タップ操作するとカーソルが出現し、その部分を書き換えることができるようになります。

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文字のサイズや書体を変えたい場合は、まず変更したい部分を選択しておいて、画面上部のメニューにある、ペンキを塗るはけのようなアイコンをタップすると、書式の変更ができます。
書体や文字サイズ、色、行揃えなど、一般的なワープロソフトのようなカスタマイズが可能。文字を打ち替えて文字があふれてしまったら、枠にあわせて文字サイズを小さくする…といった操作が直感的にできます。

ただ、iPhoneに入っている日本語書体はあまり多くなく、選択肢は狭いです。欧文書体はいろいろ入っているのですが…ここは文字のサイズやレイアウトを工夫して、イメージに近づけるしかありませんね。

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こうして、文字の置き換えができました。
次に、写真を置き換えましょう。
写真は、テンプレート写真の右下にある、+(プラス)のアイコンをタップします。iPhoneのカメラロールやアルバムに入っている写真のほか、iCloudドライブ内の写真も読み込むことができます。

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今回の例では、この写真を使うことにします。

ここの画像は、ポスターのメインビジュアルになるもの。見た目のインパクトがあり、人の目を引き付けるものが望ましいです。
例えば、前年のイベントの写真を使うのであれば、なるべく写りのいいもの、あるいは枠の縦横比(このテンプレートの場合は正方形)にトリミングしても見栄えの良さが活かせる絵柄のものを選びましょう。

また、誰かにイラストを依頼する場合は、どのテンプレートを使うかを決めておいて、縦横のサイズあるいは比率を伝えた上で依頼しましょうね。

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写真の加工は、Adobeから無料で提供されているアプリ「Photoshop Express」が便利です。

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写真の印象をがらっと変えるフィルターや、縦横比のサイズ調整、トリミングなど、基本的な加工ができます。
ここでは、まず写真を正方形にトリミングして、明るく鮮やかな印象になるフィルターをかけました。

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写真加工ができたら、上部メニューの一番右にある共有アイコンをタップすると、出力先を選べます。
左上のアイコンで、加工した写真をiPhoneのカメラロールに保存します。

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Pagesアプリに戻り、たった今保存した写真を読み込みます。
かなり簡単な内容のポスターですが、10分もかからず完成させることができました。

ちなみに、画像を新たに追加して重ねたりすることもできます。その場合は、上部メニューの+マークをタップします。
画像を選択しておいて、先ほどのペンキのはけのアイコンをタップすると、重なった画像の重ね順を変更することもできます。

次に、プリントアウトして仕上がりを確認してみましょう。
上部メニューの共有アイコンをタップし、「コピーを送信」を選択。

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ファイルタイプを選択する画面になるので、ここではPDFを選びましょう。PDFにしておけば、PCでもスマートフォンでも閲覧できるので、校正チェックのために関係者に送信・配布す場合にも便利です。

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作成されたファイルは、メールに添付して送信できるほか、iOSのAir Print機能を使って、直接プリンタに出力することも可能です。
もし、Air Print機能を利用したい場合は、Wi-Fiプリントに対応したプリンタを使いましょう。

当ブログの以前の記事、
iPadとWi-Fi対応プリンタで超簡単。手書きメニュー&POPの作り方」にて、Wi-Fiを利用したプリント方法を解説していますので、ご参考にして下さい。

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プリントアウトしたポスターは、窓や壁などに貼って、少し距離をおいてチェックしてみましょう。ぱっと見た時の印象や、文字の読みやすさなど吟味して、気になるところがあったらPages上で修正していきましょう。

最新のiPhone 6sにももちろん、Pagesは無料で入っています。
PCでMicrosft Wordを使える環境の人であれば、こうしたアプリを使う必要に迫られることはないのかも知れませんが、PCが手元にない状況であれば、iPhoneひとつでポスターが作れてしまうPagesを使わないのはもったいないですね。

ポスター・ちらしのほかにも、名刺や履歴書、カード、賞状、ニュースレター、パンフレットなど、さまざまな種類のテンプレートがあり、どれも美しいデザインになっっています。iPhoneをお持ちの方は、ぜひ試してみて下さい。


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佐藤勝

佐藤 勝Writer

ライター/編集者/何でも屋。Web、デザイン、映像、アート、観光などの記事執筆や、企業・団体のコンテンツ制作など、色々やらせていただいております。 INSPIでは、生活やビジネスに役立つものづくりの情報から、面白スポットやまちづくりまで、さまざまなテーマの記事をお届けします。
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