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作り方・コツ

使わないともったいない!初心者でも本格的な印刷物ができるアドビのテンプレートが公開

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アドビのグラフィックソフトといえばPhotoshopやIllustratorなどがありますが、本格的なグラフィックデザインの経験がない方にとっては、Illustratorなどを使ったレイアウトは難しそう…と思うかも知れません。ところが最近、日本国内向けのテイストであらかじめデザインされた名刺やハガキ、書籍・カタログなどのテンプレート40点以上が無料で公開されました。デザイン系ソフトを使ったことのない方でも、見栄えのよい成果物を制作できてとても便利なので、Adobe Creative Cloudを使っている方は使わないともったいないですよ!

Adobe Stockのテンプレートは、当ブログでたびたびご紹介してきた、アドビのストックフォトサイトAdobe Stockで公開されています。
Adobe Stockのサイト上部にあるカテゴリで「テンプレート」を選択して、検索窓からキーワードで探すことができます。

例えば、Photoshopのテンプレートでは…

結婚式の招待状

© naka – https://jp.fotolia.com/id/68214825
(出典:https://stock.adobe.com/jp/

有料のテンプレートですが、エレガントなデザインで、自力で作るのはなかなか大変そうな、凝ったデザインです。

ミュージックライブのフライヤー

(出典:https://stock.adobe.com/jp/

こちらは無料で利用できるテンプレート。ビンテージなテイストで、ライブハウスの壁にベタベタ貼っても絵になりそうなデザインですね。

他にも、プレゼン資料やWebデザイン、会社案内などさまざまなテンプレートがあり、PhotoshopだけでなくIllustrator、InDesign用のテンプレートもたくさんあります。

ただ、ほとんどのテンプレートが海外のクリエイターによるもので、どうしても海外のテイストが強かったりしますし、無料のものと有料のものが混在し、使うのに一瞬戸惑う可能性もありそうです。

日本国内のニーズにマッチ

(出典:https://stock.adobe.com/jp/

最近、日本国内向けに新たに追加されたテンプレートは、日本人デザイナー・Kikuchi Yoshinori氏が制作したもので、Illustrator用とInDesign用あわせて40種類以上。いずれも無料でダウンロード可能です。

名刺や封筒、レター、商品カタログ、雑誌、書籍など、企業や団体、自営業、フリーランスなど、多くのビジネス場面で必要になる印刷物のテンプレートが揃っています。

例えば…

名刺

(出典:https://stock.adobe.com/jp/
名刺のテンプレートは、とてもシンプルですがバランスが取れていて、名前と連絡先情報の部分を置き換え、ロゴ画像を入れるだけでほぼデザインが完成します。


テンプレートに入っているテキストをタブルクリックすると文字の書き換えができますし、ロゴ画像もドラッグ&ドロップで画像を配置して、サイズを調整してグレーの四角形の位置に置けばほぼ完成。
Illustratorの使い方を知らなくても、直感的な操作でここまでできてしまいます!

こうしたシンプルなデザインは、文字のサイズや間隔、配置のバランスを取るのが難しいのですが、そうした調整をあらかじめ済ませてくれているのが嬉しいですね。

雑誌

(出典:https://stock.adobe.com/jp/

テンプレートの名前こそ「雑誌」になっていますが、横書きのカラー冊子という体裁なので、会社案内、商品・サービス紹介のパンフレット、フリーペーパーなどさまざまな使い方ができそうです。

書籍

(出典:https://stock.adobe.com/jp/

通販印刷サービスを使って書籍を自費出版したい時などに便利なテンプレート。

業界では、書籍の本文デザインにはInDesignを使うのが一般的で、印刷所もInDesign形式のデータで入稿するケースがほとんどです。
しかし、一般の方はもちろん、プロのクリエイターでも出版関連のデザイン業務に関わっていない方は、「InDesignを使ったことがない」という方も多く、基本的な設定をどうしたらいいか戸惑うこともあるでしょう。


このテンプレートはオーソドックスな四六判書籍の本文デザインがあらかじめきちんと設定されているので、用意したテキストを流し込むだけで、一般に販売されている書籍と比べても違和感のない本文デザイン出来上がります。
(本文のほか、表紙や索引などのテンプレートもあります)

ポートフォリオ

(出典:https://stock.adobe.com/jp/

写真家やイラストレーターなど、プロのクリエイターでも自分のポートフォリオをデザインしなければならないケースがあると思います。そんな時、この「ポートフォリオ」がとても便利。
ページごとに変化をつけたレイアウトで見る者を飽きさせず、実績を効果的に見せられそうです。

気軽に使えて高品質。安心して本番まで活用可能

豊富で便利なデザインテンプレートといえば、WordやPowerpointなどOfficeソフトの無料テンプレートが思い浮かびます。当ブログでもその活用法をたびたび紹介してきましたが、今回紹介したアドビのテンプレートは、操作は簡単でもデザインは本格的です。

さらにもう一つのメリットが、作成したデータは印刷や電子出版などの本番にほぼそのまま使えるという点です。


印刷所や印刷業者さんで受け付けている入稿用のデータはだいたい、IllustratorかInDesign形式(もしくはPDF)。多くの印刷業者さんのWebサイトに「パッケージデータの作成」「アウトラインを取る」など、入稿データ作成の手順や注意点が載っていますので、しっかり確認しながら操作すれば本番印刷のデータ入稿まで自力でやり遂げることもできますし、ソフトからPDFとして書き出せば、資料として共有したり電子ブック化して公開するなど、用途が広がります。

クリエティブ業種の会社や、個人のクリエイターの方は普段からAdobe Creative Cloudを使っていることと思います。
普段はIllustratorやInDesignを使わなくても、自力で印刷物などを作らなければならない場合、すぐにこれらのソフトをインストールして今回紹介したテンプレートを入手すれば、必要なものを追加料金なしに素早く作成できるのです。

また、実際の制作だけでなく、IllustratorやInDesignなどのソフトの使い方を覚える材料としても役に立つと思います。ぜひ一度試していただければと思います。


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佐藤勝

佐藤 勝Writer

ライター/編集者/何でも屋。Web、デザイン、映像、アート、観光などの記事執筆や、企業・団体のコンテンツ制作など、色々やらせていただいております。 INSPIでは、生活やビジネスに役立つものづくりの情報から、面白スポットやまちづくりまで、さまざまなテーマの記事をお届けします。
http://lamp-creative.com/

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