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デザイン・アート

眺めるだけでも楽しい!?デザインや作画の参考になる資料サイトまとめ

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デザインのアイデアがなかなか出ない、リアリティのあるイラストを描くための見本がほしい…といった時、世の中にあるデザイン資料はとても役に立ちますよね。さまざまな分野のデザイン資料を無料で閲覧できる便利なWebサイトも増えてきました。今回は、ただ見ているだけでも楽しめて、いざという時に便利な資料サイトをまとめてご紹介します。


※トップ画像クレジット:
© cherryandbees – Fotolia.com https://jp.fotolia.com/id/117997691

伝説の美術学校、バウハウスの3万点以上の資料

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(出典:http://www.harvardartmuseums.org/collections/special-collections/the-bauhaus?group=The+Bauhaus&sort=objectnumber.exact)

バウハウスは、1919~1933年の14年間ドイツに存在した美術学校。学校の歴史そのものは短いのですが、その指導者や学生たちが後世の芸術やデザインに大きな影響与えたことで知られています。
今年、ハーバード大学が収蔵している、バウハウスの資料・作品約3万2000点以上を閲覧できるオンラインギャラリーがオープンしました。

絵画やスケッチ、写真、プロダクトデザインなどさまざまな作品が閲覧できるので、時代を切り開いてきたデザインやアートを参照するのはもちろん、デザイン史の研究資料としても価値の高いものですね。

NYのデザイン美術館、クーパーヒューイットのコレクション

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(出典:http://www.cooperhewitt.org/

デザインをテーマにしたニューヨークの美術館、「クーパーヒューイット・スミソニアン・デザイン・ミュージアム」の収蔵作品のうち約20万点が閲覧可能なオンラインギャラリーです。
この美術館の収蔵作品は、ジャンル・時代・地域いずれも幅広いのが特徴で、世界のデザインの歴史的資料といえいる作品も少なくありません。

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(出典:https://collection.cooperhewitt.org/objects/18557047/

例えばこちらは、1939年・フランスのテキスタイル見本帳。時代感のあるテキスタイルデザインの参考になりそうですよね。
検索機能も特徴的で、キーワードだけでなく、国や地域、作者、色などでも検索できます。

最新のデジタルデバイスから、紀元前のエジプトの食器まで、ありとあらゆるデザインの資料が見られます。時間のある時に、どんな資料があるのか見ておくと良さそうです。

ニューヨークのいろんな形の窓を集めたコレクション

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(出典:http://www.windowsofnewyork.com/

このWebサイトは、作者がニューヨークの街で見つけた窓をグラフィック化し、ひたすら紹介していくもの。可愛らしいデザインの窓がたくさん出てくるので、窓を描く時の参考資料になりそうです。作品1点ごとに背景色を変えていて、配色から感じさせる雰囲気もとてもいいですね。ぜひ、画面をスクロールさせながら眺めてみていただきたいです。

配色のアイデアを形にしてくれるツール

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(出典:https://color.adobe.com/ja/create/color-wheel/

Webサイトや印刷物のデザインで決めなければならないのが全体の配色。用途やターゲット、ブランドイメージ、季節感など、考えなければならない要素がたくさんあって悩むこともあるでしょう。

この「Adobe Color CC」は、ブラウザ上でカラーホイールを使って、直感的な操作で配色を検討できる便利なツール。左のメニューで「モノクロマティック」「類似色」「捕色」などのルールを選び、ホイール上のチップを動かして色を変えていきます。一つのチップを動かすと、ルールに従って他のチップの色相が変わるので、配色の基礎知識があればかなり使いこなせるかも?

いろんなモノの設計図・三面図が揃う「Blueprints」

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(出典:http://drawingdatabase.com/

「青写真(ブループリント)」って言葉、分かりますか? その昔、建築や工業デザインなどの分野でさかんに使われた印刷技術のことで、「設計図」そのものも指す言葉でした。
この「Blueprints」というサイトはその名のとおり、世界のさまざまな建築・製品の図面が無料で閲覧できます。

例えばこれ。
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(出典:http://drawingdatabase.com/white-house/

なんと、ホワイトハウスの図面です。
他にも、自動車やトラック、バス、バイク、戦車…航空機は現代のものはもちろん、第二次大戦期の零戦やP-51まで、正確な形状を描くための貴重な資料が盛りだくさん。本来は、3DCGのモデル作成に役立つ資料なのですが、作画やグラフィックデザイン、設定資料の作成などにも利用できるはずです。

ぐるぐる回して閲覧できる人体ポーズ集「POSEMANIACS」

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(出典:http://www.posemaniacs.com/blog/

人物作画の参考資料として役立つのが、ポーズ集です。このサイトでは、男性・女性それぞれの3Dモデルを使った、さまざまなポーズのデータを無料公開しています。

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(出典:http://www.posemaniacs.com/blog/archives/619

それぞれの3Dモデルは、ブラウザ上で回転させることができるので、描きたいアングルに近い状態で表示させれば、かなり参考になるはずです。

人体の「動き」に関する参考動画詰め合わせ

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(出典:https://www.youtube.com/user/endlessreference

この「Endless Reference」(YouTubeチャンネル)は、、3DCGや2Dアニメーションの「動き」をつくる際の参考にするのが本来の使い方ですが、作画の参考になる資料です。走る、跳ぶ、格闘する、荷物を運ぶ、だらだら歩くなど、ドラマのなかで想定されるさまざまな人間の動きを正面・側面・背面などのアングルで参照できます。

歴代の映画のオープニング映像を集めた「ART of the Title」

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(出典:http://www.artofthetitle.com/

このサイトは、さまざまな映画作品のオープニング映像だけを集めたもので、最新の作品から1920年代の歴史的作品までをカバーし、膨大なアーカイブとなっています。皆さんがご存知の名作、人気作から、ちょっとB級な作品まで幅広く取り上げていますし、ジャンルも偏りがありません。

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(出典:http://www.artofthetitle.com/title/down-the-rabbit-hole-festival-2016/

サイケデリックな印象の「Down the Rabbit Hole Festival」(2016)。こうしてオープニングだけを見ていると、本編も見たくなってしまいます。

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(出典:http://www.artofthetitle.com/title/uncharted-4-a-thiefs-end/
「Uncharted 4: A Thief’s End」 (2016)
最近の作品ではもちろん、最新技術を使っているはずなのですが、描かれるモチーフがレトロだったりクラシックだったりする。同サイトを見ていると、最近の映画の傾向も伺うことができて面白いですね。

オープニングには、観る者を作品の世界観にいざなうためにさまざまな仕掛けや演出がなされています。映像づくりの参考になるのはもちろんですが、例えばWebサイトを開いたときのちょっとしたアニメーション演出や、ページを移動したときの視覚効果などを考えるうえでも、インスピレーションの源泉になってくれるはずです。

今回ご紹介したサイトは、一般の方にとってはある意味マニアックなものばかりかも知れません。しかしながら、深く考えずに眺めて楽しむのもおすすめです。あとになって「そういえばああいう資料サイトがあったな…」と、実際の仕事やものづくりに役立つ時が来るかも知れません。面白そうな資料サイトを見つけたら、ぜひブックマークも忘れずに!


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佐藤勝

佐藤 勝Writer

ライター/編集者/何でも屋。Web、デザイン、映像、アート、観光などの記事執筆や、企業・団体のコンテンツ制作など、色々やらせていただいております。 INSPIでは、生活やビジネスに役立つものづくりの情報から、面白スポットやまちづくりまで、さまざまなテーマの記事をお届けします。
http://lamp-creative.com/

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