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デザイン・アート

卒業や退職の方へ!ちょっと工夫して作るオリジナル寄せ書きを贈ろう

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みなさんのまわりには、この春を節目に次の目的地へ旅立つ方はいらっしゃいますか?寄せ書きを作って応援しようと思っている方も多いのではないでしょうか。
寄せ書きをプレゼントしてインパクトを与えたい、相手を驚かせたい、もっと喜んでもらえるような工夫をしたい、とお考えの方に寄せ書きのアイデアを3つ提案します。

可愛いダイカットメモも、使い方次第で面白くなる!ポップな寄せ書き

 

賑やかで元気のある寄せ書きにしたいとき、キャラクターを活用すると紙面に華やかさが出ます。キャラクターやロゴの形にかたどられたメモ帳『ダイカットメモ』を活用してみませんか。
筆者は文房具が好きでついついメモ帳など買ってしまうのですが、使うより増えるばかりでした。そこで、色紙にも活用できないか、と思い立ったのです。
色紙とお好みのダイカットメモを使って、色紙をレイアウトしてみましょう。


まず全体の配置を決めます。
今回は二つ折りの色紙を使います。二つ折りを開いて、パンダを全体にちりばめ、真ん中に贈る方のお名前とメインメッセージを書くレイアウトにすると

かわいいですが、ありきたりな図にも見えます。色がはっきりしているのでメリハリはありますが、面白みが少ないかも!?
では、二つ折りの左側に名前と目的(卒業・退職・就職など)を、右側にメッセージを集めるレイアウトにするとします。

パンダがぎっしりと詰まっているので、目を引きますよね。
右側のレイアウトが決まったので、左側の装飾を決めていきます!
右側で使ったパンダを活用し左側にもパンダを配置するのですが、そのまま貼るとメッセージ用のパンダと区別がつかないので、パンダに装飾をほどこしていきます。

 

たとえば、シールを貼ったりキャラクターに摸してみたり、マスキングテープなどを貼っても楽しいです。作っている人が楽しくて、相手に失礼のない内容なら少しくらいはおふざけがあってもよいのではないでしょうか。


今回は就職祝いの寄せ書きのテーマとしたので、スーツを身にまとったパンダと蝶ネクタイの重役パンダにしてみました。


正方形に切った色紙や、フラッグガーラントのシールなどを活用して装飾しています。
色紙の代わりに、家にある余った折り紙やデパートの包装紙など使ってもよさそうですね。

 

全体の装飾が出来たら、みんなに寄せ書きしてもらって完成です!職場なら、人数が多い分、業務の合間に時間を取って書くことが多い寄せ書き。こんな寄せ書きなら、書く時間も楽しくなりそうです。

 

犯行予告風の寄せ書き?!新聞の文字を切り抜いてメッセージを作ろう

テレビドラマではたまに見かける、犯行予告などの怪文書。これらは新聞や雑誌の文字を切り抜いて作られていることもあります。
怪文書のように新聞紙の文字を使ってレイアウトすると、簡単にできるのにインパクトがある寄せ書きを作ることができます。もし新聞がお手元になくとも、怪文書風の画像をパソコン上で作ることができるサイトもあるのでご安心ください。
気心の知れた、仲の良い方へのメッセージに怪文書風の寄せ書きはいかがでしょうか?

 

・新聞を使う場合
新聞から見出しの大文字を文字列ごとに何枚か切り抜きます。


ある程度切り抜きがたまったら、その中から使用する文字だけを選んで四角に切り抜いていきます。

文字や写真を色紙の上に置いてレイアウトした後、スティックのりで貼っていきます。

・怪文書ジェネレータを使う場合

 

怪文書ジェネレータ(http://o-tomox.com/mysterious_generator/)というサイトを利用すれば、WEB上で簡単に怪文書風の画像を作れます。サイトにアクセスして、入力したい文字を打ち込みます。打ったそのままの状態が画像表示されるので、改行もテキストボックス内で行いましょう。


表示された文章画像を印刷します。

今回は、印刷の倍率を50%縮小にしました。

文字画像を写真と共にのり付けします。

あとはコメントを書いてもらったら完成です。

定番の色紙がキャンバス風に変身!デコパージュ寄せ書き

先ほどの怪文書風寄せ書きでも使用した定番の色紙が、アクリル絵の具で描いたキャンバスのように変身してしまう方法をお伝えします。
なんと、色紙にペーパーナプキンをデコパージュ専用剤で貼り付けるだけで、本格的なキャンバスに見えるんですよ!
デコパージュは、自分で用意した薄手のプリント紙や布を専用ののりを使って貼り付けていくハンドメイドの技法です。
色紙をデコパージュして、まるでアート作品のような寄せ書きを作ってみませんか?

はじめに、色紙に貼り付けるナプキンを用意します。数種類使用しても良いですが、今回はこの中から一種類だけ使うことにしました。

ナプキンは三枚仕立てになっているので、一番上のプリントされている紙と白い紙二枚を分け、はがします。使うのはプリントされている一枚のみです。


デコパージュ専用剤は手芸用品店などで購入できますが、セリアやダイソーなど100円ショップでも購入することができます。デコパージュ専用剤が手に入りにくいようでしたら、木工用ボンドを水で薄めたもので代用できます。
こちらのデコパージュ専用剤はセリアで取り扱っていました。

新聞紙の上に色紙を置き、ナプキンを貼る面にハケでデコパージュ剤を薄く塗っていきます。すぐ乾いてしまうので、手早く!が鉄則です。


塗り終わったらすぐにナプキンを貼り付けます。できるだけシワなく貼れるのがベストですが、シワになってしまっても絵画のような立体感がでるので気にせず、破れないように貼りましょう。


色紙を裏返して一辺ずつ色紙にデコパージュ剤を塗り、はみ出たナプキンを貼っていきます。重なる部分は折りこんで、すべて貼ると綺麗に仕上がりますよ。

表面の液剤が乾いたらもう一度ナプキンの上から、デコパージュ剤を塗りこんでいきます。力を入れず、サッと塗りましょう。表面にツヤが出て、アクリル絵の具で描いたキャンバスのような仕上がりになり、はがれにくくなります。完全に乾くまで乾かしましょう。

寄せ書きに貼るメッセージカードはトレーシングペーパーを円にくり抜いて作ります。
円が描けるテンプレートやコンパス等があれば便利ですが、フリーハンドで円型にハサミで切っても味わいのある仕上がりになります。

メッセージカードにコメントを書いてもらいます。
トレーシングペーパーに書いた文字は、水性でも油性でもすぐに触ると、インクが伸びてしまうので乾くまで触らないようにしましょう。

色紙の中央に贈り先の方のお名前とメインメッセージを書きます。
深い青緑色なので、金色のインクが映えますね。


カードを均等な余白になるようレイアウトし、デコパージュ剤で貼っていきます。

余白にイラストなどを描いて完成です。

贈る相手の好きなものを取り入れたり、心を込めてメッセージを書けば、多少個性的な寄せ書きも喜んでもらえることでしょう。
寄せ書きづくりに決まりはありません。自由な発想で楽しみましょう!


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樋口 亜沙美Writer

ライター/講師/インタビュー記事作成を中心に、「聴く・組み立てる・まとめる・書く」の一連を仕事にしています。人と企業とモノが持つ「オンリーワンの魅力」を書く楽しさを日々味わっています。インスピでは、今すぐ知りたい解決法、仕事の疲れをちょっとの工夫で癒せるお役立ち記事をお届けしています!

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