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大切な人へのプレゼントに、オリジナルオルゴールのすすめ

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大切な人に気持ちを伝える贈り物はいろいろありますが、開けるたびに美しい音色を聞かせてくれるオルゴールも、心あたたまる素晴らしいギフトになりますよ。今回は、贈り物としてのオルゴールの魅力と、選び方のコツについてご紹介します。

© Kevin Booth – Fotolia.com https://jp.fotolia.com/id/88761543

心安らぐ「音」を所有する喜び

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オルゴールの仕組みはご存知のとおり、シリンダーにセットされた針が金属製の弁を弾いて音楽を自動演奏するもの。ゆっくりとしたテンポで奏でるメロディに、心安らぐ経験をしたことのある方も多いと思います。

実際、オルゴールのBGMは温泉施設や薬局の待合室など、さまざまな場所で流れています。人の心にやすらぎを与え、リラックス効果が期待できるものと見られているのだと思います。
単にオルゴールの音を聴こうと思えば、オルゴール演奏を収録したCDを用意するか、インターネット音楽配信サービスを利用すれば簡単に実現できますが、実物のオルゴールはいわゆる「生演奏」であり、ゼンマイ式のオルゴールではテンポがだんだんゆっくりになっていくという、アナログ的な特色もあります。

何より、自分にとって心安らぐ音を小さな箱に所有している、という感覚は、単にBGMを聴く行為とは全く違った満足感なのではないでしょうか?
誰しも、大切な思い出の曲、お気に入りの曲というものがあると思います。聴く度に気持ちを前向きにしてくれる、宝物のような曲をオルゴールの形でプレゼントされれば、誰もが心から喜ぶはずです。
このことが、オルゴールをギフトにおすすめする理由の一つです。

プレゼントにするならどんなタイプがいいの?

さて、実際にオルゴールを贈ろうと思ったら、どんなタイプのを選べば良いのでしょうか?

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© bizoo_n – Fotolia.com https://jp.fotolia.com/id/52946786

写真のような、演奏パーツにハンドルがついている、シンプルな手回し式のオルゴールは、比較的安価に購入できますし、小さくてなかなか可愛らしい印象になるかも知れません。

ただ、ギフトとして贈るのであれば、筆者はこのタイプをあまりおすすめしません。
実際にこのタイプのオルゴールをお土産としてもらったことがあるのですが、毎回取り出してハンドルを回すのがおっくうになり、結局何年も引き出しにしまったままの状態でした。

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© Silkstock – Fotolia.com https://jp.fotolia.com/id/7218646

ギフトにするなら、箱に入ったゼンマイ駆動のものをおすすめします。
あらかじめゼンマイを巻いておいて、フタを開くと演奏が始まるタイプ。演奏を聞いている間は置きっぱなしにできるので、よりリラックスしてメロディに耳を傾けることができます。

箱入りのタイプはさまざまなデザイン・材質のものがあります。上記の木箱のタイプも定番ですが、装飾をこらした宝石箱や化粧品のようなケースも魅力的です。

・温かみのある木製ケース
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(出典:amazon.co.jp
・ラグジュアリー (Laxury)ミニサイズのクリエイティブ木造18-ノート風アップミュージカルボックス、ミュージカルおもちゃ(Edelweiss エーデルワイス)

見た目はオーソドックスですが、木製の箱の手触りは温かみのある印象を与えますし、木製のオーディオスピーカーと同じように、木箱の振動、いわゆる「箱鳴り」による味わい深い音も楽しめそうです。性別を問わず、多くの
あらかじめ箱の底面などにあるツマミでゼンマイを巻いておいて、フタを開けると演奏が始まる仕組みのものが多いですね。

・女の子の夢が詰まった、宝石箱タイプ
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(出典:amazon.co.jp
スワロフスキークリスタル アンチモニスクエアーネイビー オルゴール 曲名 Let it Go ディズニー アナと雪の女王

オルゴールの伝統的なデザインの一つが、宝石箱風のケースです。クラシカルな装飾が施された小さな箱には、女の子の夢が詰め込まれたような世界観が感じられます。実際にジュエリーを入れたりできるものも多いので、ただ音楽を楽しむだけでなく、実用性もある贈り物といえそうです。

・ちょっと変わった形のオルゴールも
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(出典:amazon.co.jp
・Sankyoオルゴール AA294B 18弁ピアノオルゴール グランドピアノ茶(L-size)

他にも、ちょっと変わった形のオルゴールもあります。ピアノなど楽器の形をしたもの以外にも、人形やメリーゴーラウンド、ジオラマ、スノードームなど、さまざまなデザインのものがあります。贈る相手が好きなものと同じモチーフのデザインであれば、こうした変わり種のオルゴールを贈るのも良いかも知れません。

プレゼントに最適なオーダーサービス

好きな曲とケースを組み合わせたセミオーダー
オルゴールの既製品は、デザインと流れる曲があらかじめ決まっています。ですが、セミオーダーの形で、好きな曲と、お好みのタイプのケースを組み合わせて注文できるサービスもあります。
小樽運河付近の観光スポットとして知られている「小樽オルゴール堂」では、約1200曲のなかから選んだ1曲と、28種類から選んだケースとを組み合わせた「イージーオーダー」をWeb注文できます。

「曲」そのものを持ち込むオーダーメイドサービスも

同じく小樽運河近くの「海鳴楼」では、あらかじめ用意された曲目ではなく、自分の希望する曲をリクエストする形でオーダーできます。

例えば、CD化などがされていない映画のテーマ曲やご自身のオリジナル曲、日本ではあまり知られていない海外の曲など、既製オルゴールとして入手するのが困難なものも、オーダー制作で手に入れることができるのです。
CDやカセットテープ、楽譜など、曲の内容がわかるものを用意し、どの部分をオルゴールで演奏させるか…といった指示を出していく流れになります。

ただ、長音がずっと続くメロディや、同じ音程が繰り返し鳴り続けるメロディなど、構造上オルゴールに向いていない曲もあるので、まずはオルゴールにしたい曲を用意して相談するのが良いでしょう。


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佐藤勝

佐藤 勝Writer

ライター/編集者/何でも屋。Web、デザイン、映像、アート、観光などの記事執筆や、企業・団体のコンテンツ制作など、色々やらせていただいております。 INSPIでは、生活やビジネスに役立つものづくりの情報から、面白スポットやまちづくりまで、さまざまなテーマの記事をお届けします。
http://lamp-creative.com/

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