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「宇宙博2014」が面白い!宇宙開発の歴史や製品デザインを迫力体験

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こんにちは。7月19日に開幕した「宇宙博2014」に、さっそく行ってきました。日本のJAXA、米国のNASAなどが出品した宇宙船やパーツなどの迫力ある実物大モデルをはじめ、見どころが盛りだくさんでしたので、レポートしたいと思います。

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「宇宙博2014」は、「NASAとJAXAの挑戦」をテーマに、9月23日まで幕張メッセで開催中です(期間中無休)。ちょうど夏休みに入ったばかりの時期で、来場者は家族連れが多く見られました。

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展示はまず、NASAパートから。戦後の東西冷戦を背景に、アメリカとソ連(現在はロシア)の宇宙開発競争が始まっていくという歴史の流れを追います。

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人類初の月面着陸を実現させたアポロ計画で使われた、サターンVロケットの大型模型。
これでも十分迫力がありますが、実物は100メートルを超える史上最大のロケット。人類が月に行って帰ってくることがいかに大がかりで大変かが伝わってきます。

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こちらは1950年代のロケットのノーズコーン。空気抵抗を減らすための形状を模索・研究している段階のものだそうです。宇宙に飛んでいく製品のデザインには、どこかしら神秘的な雰囲気を感じますね。

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月に行って着陸し、無事に帰ってくるためには新たな技術や経験が必要、ということで、アポロ計画の前に実施されたのがジェミニ計画。この2人乗りの宇宙船で宇宙に行き、船外活動やドッキングのテストなどを行ったそうですが、操縦室がかなり狭くて、当時の宇宙飛行士は大変だったろうな、と想像がふくらみます。

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1950年代末ごろ、地上からロケットの打ち上げ制御に使われていたコンソール。アナログ感満載のデザインです。

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アポロ計画のなかで6番目に月に着陸したアポロ17号の司令船。船体はレプリカですが、上部のパラシュートは地球への帰還時に実際に使われた本物。焦げ目や破れなどの痕跡を見ることができます。

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そして、おなじみのスペースシャトル。アトランティス号の実物大モデルを体感でき、操縦席(撮影禁止)を見ることもできます。

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アトランティス号の操縦席から降り立つと、目の前には日本が送り出した小惑星探査機「はやぶさ」の実物大模型が。ここからはJAXAパートです。

数々の困難を乗り越えて、2010年に地球に帰ってきた「はやぶさ」のエピソードは注目を集めました。

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はやぶさが持ち帰ってきた小惑星「イトカワ」の岩石の実物を、顕微鏡で見ることもできます。

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この大きな建造物、何だか分かりますか。
いま地球の上空400kmで活動中の国際宇宙ステーション(ISS)に設営されている、日本の「きぼう実験棟」です。実験機器も含めて実物と同サイズで再現されていて、いま何の実験をやっているのか、どんな生活をしているのかが分かる展示になっています。

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天井から吊り下げられた国際宇宙ステーションの模型。日本の実験棟が手前に見えますね。宇宙開発は競争する時代から、国際協力する時代に変わったということが実感できます。

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国際宇宙ステーションで日本の宇宙飛行士が眠る部屋。無重力なので、立ったままでもいいんですね。

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こちらは、日本の大学や研究機関が制作した小型人工衛星の一つ。今年2月、7つの民間の小型衛星が1基のロケットに相乗りして、打ち上げられました。今や、学生でも人工衛星を宇宙に飛ばす経験ができる時代なんですね。

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日本のロケット開発の歩みが分かる展示。最新の「イプシロン」ロケットは、なんとノートパソコン2台で打ち上げ可能な、低コスト・高性能ロケットとして注目を集めています。

そして、これからの宇宙探求についての展示コーナーも。
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アニメやSFの世界で語られてきた「宇宙エレベーター」も、具体的な技術開発がすでに進んでいます。写真はエレベーターの駆動技術の実験モデル。このコーナーでは実際にエレベーター模型が動いているところも見られます。

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いま、火星の地表を走りながら探索を続けている、アメリカの「キュリオシティ」。これも実物大モデルです。
昨年、生命誕生に必要な4つの元素を発見しました。火星探査もこれから注目を集めるテーマになりそうですね。

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これは、上空3万8000kmまで気球で昇り、そこから音速でダイビングするというとんでもない民間プロジェクト「レッドブル・ストラトス」の展示。飛行士を乗せた気球のレプリカです。

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人類初の、生身での「音速超え」、気球での最高高度到達など、新しい記録を次々と打ち立てました。2012年にこんな出来事があったとは。さすがレッドブル、やることがぶっ飛んでます(笑)。

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アメリカ人の飛行士が、実際にこれを着て飛んだそうです。ただただ感服するばかりです。

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お土産コーナーも充実していますが、人気だったのは「宇宙フィギュア」のガチャガチャ。何が入っているかはぜひ会場でチェックしてみて下さいね。

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宇宙開発の歩みとこれから、日本ならではのアイデアと技術を使った宇宙への挑戦、宇宙船やパーツなどのデザインや機能など、さまざまな切り口で迫力たっぷりに楽しめる「宇宙博2014」。

喜んでいるのは男の子だけかと思ったら意外にそうでもなく、女の子も楽しそうに展示に見入っていました。もちろん、大人でも興味深く楽しめるはずです。ぜひ家族・お友達と足を運んでいただければと思います!


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佐藤勝

佐藤 勝Writer

ライター/編集者/何でも屋。Web、デザイン、映像、アート、観光などの記事執筆や、企業・団体のコンテンツ制作など、色々やらせていただいております。 INSPIでは、生活やビジネスに役立つものづくりの情報から、面白スポットやまちづくりまで、さまざまなテーマの記事をお届けします。
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