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PDFを軽くする方法!?電子ブック作成にも役立つデータ軽量化のメリット

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今やWebサイトや社内資料として当たり前に利用されるようになった、PDF。パンフレットや書類の体裁を崩さずにデジタル化できる資料として大変便利ですが、枚数が多かったり画像が大量なデータだと、その容量はどんどん重くなってしまいます。
PDFが軽くなれば、閲覧するユーザー側にも提供側にもメリットがたくさん。実際に軽量化する方法もお伝えしますので、ぜひ最後までご覧くださいね!

■ 実際にPDFを軽くする方法はこちらから
PDFが重い、開かないを解決!快適な閲覧環境を叶える3つの方法
https://www.ebook5.net/journal/column/pdf_small.html

もくじ
1. メリット【1】オンラインで見るなら表示速度が重要
2. メリット【2】情報の受け渡しがしやすい
3. メリット【3】電子ブックに変換しやすい! 実際に軽くする方法とは?
4. まとめ

メリット【1】オンラインで見るなら表示速度が重要

PDFをWebサイトにアップロードすることで、パンフレットやチラシなど様々な情報を簡単に掲載することができます。しかし、ここで問題になるのが表示速度。
PDFがすべて表示されるまでに、十数秒以上の時間がかかったとしたら、ほとんどのユーザーは待つことなく立ち去ってしまいます。
そこまで長い時間を要しなかったとしても、動作が遅く重たいデータでは見る意欲を削がれてしまいますよね。

これを読んでくださっている皆さまの感覚的にも、レスポンスが遅ければ遅いほど、すべての内容が表示される前にサイトを閉じてしまうことが多いのではないでしょうか。
それは、WebページだけではなくPDFや画像、電子カタログといったあらゆるデータでも同じことが言えます。

ちなみにPDFでは直接的に関係しませんが、Webページの表示スピードの遅さがサイトに与える影響は、ユーザーのストレスだけにとどまりません。
Googleは検索順位の評価基準に「ページ表示速度」が関係する、と2012年から発表をしています。
速ければ評価が上がる、というよりは著しく遅いと検索順位が下がってしまう可能性が高くあるのです。

話は少し逸れましたが、Webページと同様、PDFをオンラインに掲載するのであれば、少しでも表示速度を早くできた方が懸命です。
素早く情報を取得できる環境は、ユーザー満足度向上に貢献し、売上げアップにも繋がるかもしれません。

メリット【2】情報の受け渡しがしやすい

社内外で資料を共有する際、PDFデータのやり取りをすることがしばしばあるかと思います。パンフレットやデザインデータなど、大容量であったり、元は閲覧に特殊なソフトが必要な資料であったとしても、PDFにすることで容易に誰でも扱うことができるようになるので、非常に重宝されるデータ形式ですよね。
しかし、元データのサイズが大きければ大きいほどPDFの容量も膨大になってしまいます。何十メガバイトにも膨れ上がったデータではメールでのやり取りは難しく、オンラインストレージなどのサービスを利用することが必要となってきます。

もちろん下版データなど、そのままの状態のデータが必要な時はありますが、簡易的に閲覧したい資料や早急に確認が必要な書類があまりにも重いと、アップロードにもダウンロードにも時間がかかってしまい、その分の時間がもったいないと感じてしまうこともあるのではないでしょうか。

そんな時に、PDFの容量を軽くすることでスピード感のあるデータのやり取りをすることが可能となります。業務進行をスムーズにするためにも、PDFの軽量化は非常に重要な意味を持つのです。

メリット【3】電子ブックに変換しやすい! 実際に軽くする方法とは?

最近ではPDFのままではなく、デジタルブックとしてWebサイトに掲載することも増えてきました。サービスにもよりますが、多くの場合はPDFの容量やページ数の上限が決まっていたり、価格に差が発生します。
アップロードの上限容量が決まっている場合には、PDFを軽くしなければなりません。しかし、ここで心配になることは「軽量化することで画質が落ちるのでは?」という問題ではないでしょうか。
確かに、ファイルサイズを小さくするということは、元のデータよりも情報が取り除かれたデータに変換することになります。ただ、画質以前にPDFの設定を変更するだけでも、随分とデータ容量は軽くなります。

そもそもWebに掲載するためならば、印刷用PDFの解像度やクオリティは必要ありません。解像度を少し下げてみると、画質はそこまで損なわれていなくても、扱いやすい容量のPDFに変換できるはず。もし、細かい設定をしながらファイルサイズを縮小したい場合には「Adobe Acrobat Pro」などのPDF専用ソフトをご利用すると良いでしょう。埋め込むデータや解像度など、ファイルに関するあらゆる情報を操作することができます。

PDFに変換する前の元データに、余分なマスクや編集機能が残っている場合は、最初にデータを作成したソフト(IllustratorやInDesignが多いかと思います)で修正を行い、再度PDFに書き出すという方法もございます。

もし細かい設定の希望がない場合は、高画質に軽量化できるオンラインサービスがおすすめ。PDFをアップロードするだけでデータ容量が軽くなりますよ。

■Small PDF

上記のような操作を行った上で、軽くなったPDFをご利用の電子ブックサービスでデジタル化してみてください。以前よりもずっと素早く、使用できなかったデータもアップロードできるようになっているかもしれません。また、完成したデータの劣化はほとんど気にならないレベルではないでしょうか。
元データの容量によって、完成後のブック容量も変わる場合もございますので、出来る限り軽くしたPDFで電子ブックに変換することをオススメ致します。

まとめ

さて、冒頭でも申し上げましたが「では実際にはどうやってPDFを軽量化するの?」という時には、こちらの記事をご参考にしてみてください。

imagePDFが重い、開かないを解決!快適な閲覧環境を叶える3つの方法
https://www.ebook5.net/journal/column/pdf_small.html

文中に出てきた、SmallPDFについての使い方解説もございます。

普段何気なく利用しているPDFですが、少しの工夫でユーザーにはもちろん提供側も使いやすくストレスのないデータにすることができるのです。
この機会に、御社のWebサイトのPDFも見直してみませんか?


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