「優れた商品と価値の提供！企業理念が伝わる美しいWebカタログ」株式会社キノシタ｜ebook5導入インタビュー

数多くの企業様、様々な業種や分野で活用いただいているebook5ですが、今回ご紹介する株式会社キノシタ様ほど「美しいWebカタログ」は、そうないのではないでしょうか。
機能をフルに使いこなし、ブランド戦略の一つとして公開しているWebカタログからも、優れた商品と価値を提供したいという企業理念が感じられます。

〈商品本部〉は商品開発をするところですが、3つの部署で構成しています。

〈MD部〉商品の在庫管理、販売戦略や運用を行う部署、マーチャンダイジングです。

〈企画室〉プロダクト開発する部署で、毎年新しい商品をつくっています。新商品を発売するタイミングでカタログを発刊しています。

〈マーケティング室〉プライベートブランドが売れる仕組みづくりをしている部署となります。

商品を知ってもらうには「Webカタログ」

弊社は「業務用家具メーカー」なので、メインのお客様は設計事務所の設計士さんです。設計士さんに3つのプライベードブランドについて知ってもらうことが重要です。

例えば、カフェを作りたいというオーナーさんがいた場合、オーナーさんは店舗設計の設計事務所に依頼します。
依頼された設計士さんは、オーナーに提案する際、カフェのコンセプトにあった家具をどうしようかな？となり「業務用家具メーカー」のピックアップから始まります。
その時にキノシタの〈Coccole コッコレ〉を候補として選んでいただくこと、覚えていてくれること、それが大事なんです。

商品情報を届ける手段としては、紙がいいのか、デジタルがいいのか、SNSがいいのか・・・。色々な施策をしていますが、知ってもらう手段としては「Webカタログ」が適しています。

アクセス解析でわかる行動喚起を促す効果あり！

カタログを電子化する前はPDFで商品を見てもらい、リアルなカタログが欲しい方には「カタログ請求」フォームからお申し込みいただき郵送していました。

Webカタログにしたことで「カタログ請求」の数が増えたということではないのですが、すごく効果的な大きなポイントがあるんです！！

それは・・・
色々なデータの数値をとっているのですが、お客様の行動的に「カタログ請求」する前に、Webカタログの中身を見るという導線が必ずあるんです。
ということは、Webカタログの中身を見てみて、実際のカタログを手に取りたい！という行動喚起ができている。ということになります。実際のカタログを手に取りたい！という行動喚起ができているのはWebカタログがあるからこそです。

設計士さんが手元にカタログが欲しい！ということは、家具選びの候補として詳しく知りたい！ということです。私たちが目的としている行動喚起を促す効果あり！と感じています。

店頭でパラパラ見る立ち読みとは違うってことです。本当に読みたいものは家でゆっくり読みたいですよね。

2度選ばれたebook5

マーケティング支援会社で、事業会社のマーケティング支援をしていたのですが、マイホームを建てたことで家づくりや家具に興味というか好きになり、それがきっかけで家とか家具の事業会社でマーケティングをしたいという思いからキノシタに入社しました。

ebook5を導入した時はまだ入社していなかったのですが、今回の取材を機に調べてみました。

Webサイトをリニューアルするタイミングでデジタルカタログを導入することになり、その時の制作会社さんが提案してくれたebook5に決めたという議事録がありました。

その時の選定項目には「総合カタログの様な見せ方」「ビジュアル重視」「雑誌感覚の表現」「ページがめくれる」「データがとれる」「GAと連携ができる」とありました。ebook5にデジタルカタログに求めていた機能があったということですね。

導入から1年経った頃に入社したのですが、私自身も改めて5社ほど選定し、サービス比較と見積もりをとってみました。その結果、機能も価格帯もシンプルなのとGAとの連携ができるということで、やはりebook5になりました。

営業支援にもなるWebカタログ

新規で営業をする時、アポをとって訪問までに時間がかかる。
お問い合せが来た時、届くまでに時間がかかる。などの懸念点がありました。
　
設計士さん達は、いち早くプロダクトを知り、その先にいるお客様に早く提案したいんです。Webカタログがあるとすぐにプロダクトを見ていただけるので、営業支援にも役立っています。
設計士さんからすると、Webから画像の切り貼りもできるので提案書を作るのに便利ですよね。

欲しい機能は特にないのですが・・・強いていうなら2つ！

特に欲しい機能はないのですが「アップロード容量」がもう少しあっても良いかな・・・。
今は250MBで足りていますが、今後ページ数が増えることを考えるともう少し容量があると助かります。
もう一つは「アーカイブデータの復元」があったらいいですね。公開は10個で全く問題ないのですが、アーカイブされたものも見ることができたらいいですね。一般公開はしないから過去のデータをひっぱりだすことができたら助かりますね。

強いて言うならで要望を言いましたが、シンプルで使いやすいけど分析もできる！
今のままでもとても助かっています。

編集後記

〈ABORD アボール〉のカタログを見た時、リンク設定を工夫することでここまで綺麗に見せることができるんだ・・・と感動しました。
指定は矩形なんですが、なぜか椅子の形に指定しているかのうように見えます。椅子のイメージを活かしたリンク設定から商品ページへの誘導は「美しい！」という表現がピッタリです。
GAからも商品ページへの流入はWebカタログからが多いという結果がでているそうです。

商品本部企画室の方が制作していると聞きました。「美しいWebカタログ」を公開していただき、本当にありがとうございます。

現在はBtoBのビジネスですが、今後はBtoCへの展開、海外にも展開予定があるそうです。
美しいWebカタログから多くの人の夢や喜びに繋がっていくのが楽しみです。

池田さんありがとうございました。