デジタルカタログの機能がすごい!魅せ方と使いやすさをまとめました。
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デジタルカタログの充実した機能の数々。
「デジタルカタログ」と聞いて、皆さまはどのような印象を持たれるでしょうか? 最近の流行、見た目が良い、なんだか難しそう、PDFでも充分……などなど色々な意見があるかと思います。
しかしこのデジタルカタログ、ただ紙媒体をデータ化するだけのツールにはとどまりません。数多くのサービスはありますが、それぞれ「デザイン」「使い勝手」「機能」など、あらゆる工夫がされているのです。
そう聞くと何だか作成も取り扱いも大変な印象を受けてしまいますよね。しかし実は、複雑なことは意外に少なく、覚えてしまえば簡単な操作で素敵なデジタルカタログを作れてしまうことがほとんどなのです。
今回はより詳細に、デジタルカタログの機能と使い方についてお話したいと思います。少し敷居が高いな、と思っている方もこれを機会にお試しになってみてはいかがでしょうか?
動画再生など動きのある演出で、より伝わりやすく。
たとえばブック内にリンクを設置して自社サイトへ誘導したり、動画の埋込や検索機能が使えたりと、カタログと言うよりWebサイトのような動作が可能です。
動画を埋込み訴求力を高める
画像やテキストも鮮明に閲覧することができるデジタルカタログ。それだけでもユーザーへの訴求力はありますが、よりダイナミックに使うことが可能です。
たとえば、動画。商品説明など言葉では伝わりにくい表現も、映像を入れることで視覚的に理解してもらうことができます。これは紙では実現が難しい機能なので、デジタルにすることの利点ですね。
ページめくりエフェクトで閲覧体験を実現
最近では、本のようにページをめくるエフェクトがついたカタログサービスも増えてきました。タブレットやスマートフォンではPC以上に、本を読み進めている感覚で楽しく閲覧ができるのではないでしょうか。
柔軟なデザイン性でオリジナリティを表現
そういった「読む楽しさ」を追求する意味では、カタログを表示するビューアのデザインも大切かもしれません。最近では凝ったものが多く、自身の会社ロゴを入れたりカラーの設定が簡単にできるものもあります。企業イメージやテーマカラーを取り入れられるので嬉しいですよね。
読み手に優しい優れた利便性
もちろんデザイン性だけではなく、利便性にも貢献します。ページの拡大機能があれば、細かい文字でも読みやすく負担の少ない閲覧ができます。大多数はFLASH形式にはなりますが、画像の切り抜きやメモが残せるタイプは会議資料などにも重宝します。
何より、難しい操作がなく管理画面から様々な編集ができるサービスを選ぶことで、HTMLの知識がなくてもオリジナルのデジタルカタログを作ることができるのです!
検索機能やカート機能など、読み手にも嬉しい機能がたくさん。
見た目はもちろん、機能面でも優れたポイントがいくつもあります。
皆さまも紙のカタログを見る時に、目次から希望のページをめくったり、気に入った商品のあるページに栞を挟んだ経験があるのではないでしょうか。
デジタルカタログでも同様の、いいえ、より便利な使い方ができるのです。
目的との距離が縮まるリンク設定
見たいページがあれば、パラパラと探すことなく、ワンクリックで目的のページを開けます。知りたい情報をブックマークしておけば、次回閲覧時にもすぐ確認が可能です。
オンラインショッピングと同じように、ほしいものが見つかったら直接カートに入れられるサービスもありますし、リンクを設置して商品詳細ページに飛ばしてあげることもできます。
本棚を用いてバックナンバーに誘導
ブックそのものに関する機能ではありませんが、本棚を用意しているデジタルカタログサービスも多くなってきました。広報誌や雑誌などバックナンバーとして掲載しておきたいブックの場合、一覧で表示できる本棚があると視覚的にもわかりやすく、選びやすくなります。デザインの変更や掲載カタログのカテゴリ分けなど、充実した機能を備えた本棚機能もあり、作成するブックの種類によっては重視する必要もありそうです。また本棚によっては、掲載したカタログや書籍を有料販売できるサービスもあり、顧客管理や販売管理機能が搭載された本格的な書店システムも存在します。
サイトとの連携でコンバージョン率アップ
デジタルカタログは単体でも機能性の高いツールですが、Webサイトやショッピングサイトなどと連携することで、よりユーザビリティに富んだサービスへと変化します。またユーザーが迷うことなく目的のページや商品にたどり着くことができるので、コンバージョン率の向上にも貢献できるのではないでしょうか。
解析機能による効果測定で効果的な改善を目指す。
最大の特徴、アクセス解析機能
PDFや紙媒体との大きな違い、それは「アクセスログ」を解析できることです。
どのページを見られているか、どのリンクがクリックされているか、ユーザーの足跡をたどることで見えてくるものは少なくありません。
Googleアナリティクスと連携ができるサービスや、オリジナルの解析機能を持つサービスなど提供方法は様々で、解析できるログにも差があります。業種によって知りたいデータは異なるでしょうから、デジタルカタログを運用する上で「もっとも知りたいことは何か」を吟味して、サービスを選ぶことも重要な要素のひとつです。
たとえば、訪問数やページビューといった基本的な情報に加えて、どのようなブラウザで、何曜日に、何時にアクセスが多いのかを知ることができるサービスがあります。顧客のニーズを知るための大きなヒントになりますし、今掲載している情報がターゲットにマッチしているかを予測するきっかけにもなります。
他にも、もっとも多くクリックされているリンクや、拡大表示されているページを知ることができれば、商品やコンテンツの人気を推し量ることが可能です。
これはWebサイトにも言えることですが、ただデータを集計するだけでは意味がありません。大切なのは、蓄積した数字から、今後の改善点や新規展開を導き出すことです。もちろん、デザインや操作性も大きなポイントでしょう。ただデジタルカタログをより役立てたいと思う時、的確なマーケティングを行うためにはデータの活用が必要不可欠になります。将来性を意識した時、アクセス解析は非常に意義深い役割を担っているのです。
今まではどれだけの人が見ているのかわからなかった、「カタログ」という媒体をデジタル化することで、画面の向こうのユーザーの顔が見えてきます。なくてはならない機能ですので、是非自身の業種・サービスにマッチしたタイプを選んでいきたいですね!
この記事のまとめ
- ・簡単な操作で美しく機能的な表現が可能なデジタルブック
- ・動画の埋込やめくるエフェクトで「読む楽しさ」「わかりやすさ」を演出
- ・豊富な機能で使い勝手の良さと利便性を実現
- ・ブックマーク機能やリンクは読み手が嬉しい機能
- ・Webサイトや外部サービスとの連携で可能性が広がる
- ・顧客ニーズをとらえたマーケティングに、アクセス解析は必要不可欠
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