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電子カタログの良さはわかった。では、「電子チラシ」はどうなの?

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電子カタログ・デジタルカタログに関わるさまざまな情報をお届けしている「デジカタジャーナル」。これまで、電子カタログの利点や活用法、そして導入企業の皆さんの声などをご紹介してきました。一方、この電子カタログに近い仕組みを活用した、「電子チラシ」も普及しつつあります。今回は電子カタログの話題から少し離れて、電子チラシのメリットについてご紹介したいと思います。

※トップ画像クレジット:
© ferkelraggae – Fotolia.com
https://jp.fotolia.com/id/38464714

■電子チラシとは?

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電子チラシとは、インターネットを経由し、PCやスマートフォンなどのディスプレイを通して、チラシを閲覧できる仕組みです。電子カタログ同様に、電子チラシを配信できるさまざまな製品・サービスが登場しています。

紙のチラシ自体は、スーパーや電気店などの特売情報が掲載された新聞折り込みのチラシや、観光案内所にあるイベントチラシ、舞台や美術展のフライヤーなど、さまざまな用途で印刷されています。そのチラシのデザインデータを流用して電子チラシにして、インターネットでも発信する、というのが主要な使い方になるでしょう。

紙チラシの場合、どうしても印刷部数や流通範囲に限界がありますが、電子チラシなら、インターネットを通じて日本全国、そして海外にも発信できます。紙チラシにできないところを補って、効果を高めるための手段の一つといえそうです。

■電子カタログサービスでチラシを掲載するケースも多い

電子カタログ自体は2010年代以前から普及してきて、今ではその仕組みを使ったさまざまなコンテンツを見ることができますが、電子カタログのサービスを使っているにもかかわらず、表裏2ページだけのチラシを掲載しているケースも少なくありません。

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(出典:http://www.fukui-ebooks.jp/

福井県の観光・広報などの冊子を無料で閲覧できる「福井ebooks」で公開されている、地元の観光イベント「第41回水仙まつり」の案内チラシです。表裏2ページのシンプルなコンテンツですが、県外からの観光客にもアピールできるのが大きな利点ですね。

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(出典:http://rrhs.wook.jp/detail.html?id=243452

リーガロイヤルホテルグループのランチ・ディナーインフォメーションです。こちらも表裏2ページですが、レストラン予約を検討する人にとってはかなり有益な情報。電子チラシにする意義がありますね。

冊子コンテンツを配信するための電子カタログの仕組みを使って、たった2ページのチラシを発信するのはもったいない気もしますが、ご紹介した上の実例はいずれも、冊子コンテンツとチラシが混在しているケースなので、やむを得ないのかも知れませんね。

逆に、2ページ以内のチラシだけを配信したいのであれば、電子チラシに特化した配信サービスを利用した方が、コスト面、運用の面でメリットが得られるでしょう。

■紙のチラシとの決定的な違いは、「見た人の反応が分かる」こと

先ほど、電子チラシを「紙のチラシにできないところを補う」と書きましたが、電子チラシを発信すれば、紙のチラシ以上に集客してくれるかというと、そんな保証はありません。

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紙のチラシをポスティングしたり、駅や公共施設などに設置したり、街頭で手渡しで配ったりするように、電子チラシも、人々に見てもらうためのさまざまな工夫が必要です。「その内容や情報に興味を持った人がチラシを見てくれる」という本質は、紙でも電子でも違いがありません。

では、紙のチラシと電子チラシの決定的な違いは何なのでしょうか?

それは、「チラシを見た人の反応が分かる」という点です。
インターネット経由だからこそ、アクセス解析をはじめとするさまざまな分析ツールを活用して、「チラシを見た人が、チラシのどの部分に注目しているか」が分かれば、より効果の高いチラシを作る参考にしたり、セールや新商品などを仕掛ける時の判断材料になりますよね。

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昨年、電子カタログサービス「ebook5」の姉妹サービスとして、電子チラシを作成・発信できる「fly5(フライファイブ)」がリリースされました。このfly5には、そうした分析機能がついています。

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チラシのPDFデータをブラウザ上の管理画面からアップロードするだけで、簡単に電子チラシに変換できます。生成されたURLをWebサイトやSNSなどで公開して発信します。

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●サンプルURL:http://my.fly5.net/nz5miv/PvzI9R

fly5の分析機能は独特で、閲覧者が注目している場所をヒートマップでわかりやすく表示してくれます。

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紙面上の注目度の高いところは赤に、そうでないところは青に近い色で表示されるので、どの写真、その文字がよく見られているかがひと目でわかります(もちろん、定番のGoogleアナリティクスを導入することもできます)。分析機能をうまく活用すれば、特売の価格設定や商品選び、在庫管理などの参考になるのはもちろん、地域のお客さんの傾向もつかむことも可能になります。紙のチラシよりもダイレクトに、人々の反応を確認することができるのは、デジタルならではの強みですね。

■効果を高めるには、ユーザーを増やす工夫が必要

電子チラシのこうした強みは、より多くの人が電子チラシにアクセスしてもらうことで初めて発揮されます。
そのためには、「電子チラシにアクセスしやすいWebサイト構成にする」、「電子チラシを始めたことを店頭ポスターやPOPなどで告知する(URLをQRコードに印刷して、その場でアクセスしてもらうのも良いかも)」、「電子チラシだけのお得な情報やクーポンなどを発信する」など、さまざまな創意工夫が必要になります。

■無料で気軽に試せるサービスもある

せっかくデザインして印刷したチラシ。電子チラシにすることで活用の範囲がさらに広がります。
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電子チラシを試してみたい、という方には、今回ご紹介したfly5の無料プランをおすすめします。1部までなら無料で配信できますし、ヒートマップ分析も試すことができます。
独自ドメインが利用できる有料プランも月3000円/5枚 からと、電子カタログに比べると低コストで始められるので、個人商店や中小企業のビジネスにもマッチするはずです。まずは無料プランでいろいろ試しながら、活用法を考えてみてはいかがでしょう?


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佐藤勝

佐藤 勝Writer

ライター/編集者/何でも屋。トマトが好物。IT、Web、デザイン、アート、映像などクリエイティブ関連の記事や企業のコンテンツなど、文字を書く仕事を中心に、色々やらせていただいております。

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