デジタルカタログを使った無料雑誌・フリーペーパーの実例まとめ8選
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PCやモバイル端末に向けて冊子コンテンツを魅力的に見せられるデジタルカタログですが、商品カタログだけでなく、オンラインマガジンやフリーペーパーといったコンテンツを発信する手段としても活用が広がっています。今回は、デジタルカタログの仕組みを使ってコンテンツを定期配信している実例をまとめてご紹介します。
(出典:http://www.bar-times.com/bar-likers/)
まず最初は、先日の記事でもご紹介した、バーテンダーや飲食店関係者向けのオンラインマガジン「バーライカーズ」。
カクテル、ウイスキーなどお酒の最新トレンドや、著名バーテンダーや業界関係者へのインタビューなど、プロフェッショナルにとって有益な情報が詰まっています。
月刊誌のような美しいデザインも特徴で、これだけクオリティの高い雑誌が毎号無料で読めるのはお得ですね。
(出典:http://www.japan-ebooks.jp/)
次は、地域に特化した電子書籍ポータルサイト「Japan ebooks」。
各地の印刷会社などがそれぞれの地元の広報誌や観光ガイド、フリーペーパーといった印刷物を電子書籍で世界に発信するというコンセプトで、すでに全国19カ所で展開されています。
(出典:http://www.miyagi-ebooks.jp/)
例えば、こちらは宮城県の「miyagi ebooks(ミヤギイーブックス)」のコンテンツの一つ。
地元の企業を取材し、毎号就職に役立つ情報を発信しているフリーペーパーです。
このように、県外、海外にいながら、地域のことを深く知る情報源(しかも無料)になっています。印刷物の流通の限界を、デジタルカタログの仕組みで大きく乗り越えた例と言えるでしょう。
団塊世代と団塊ジュニア世代がアクティブに生きていくための情報を発信する「団塊マガジン」。
こちらはWebに特化して毎号発行していて、レイアウトもブラウザで快適に見られるように最適化しています。
毎号さまざまな切り口で特集を組んでいるので、バックナンバー一覧から気になるテーマの号を選んで、気軽に読むこともできます。
(出典:http://kiita.net/)
薬と健康に関する情報を発信するフリーペーパー「キータ」。
一般の方にもわかりやすい切り口で、ヘルスケアや薬の情報を発信しています。印刷版は薬局・薬店に置かれているのですが、ふだん病院に通ったりしているのでなければ、毎号チェックする機会は多くありません。
ふだん病院や薬局に行かなくても、健康への関心が高い方は多いはず。こうして電子カタログを使って発信することで、より多くの方に気軽に読んでもらえることでしょう。
次は海外のタイから発信されているコンテンツです。
(出典:http://www.nico2-labo.com/)
タイ在住の日本人向けに発行されている日本語のフリーマガジン。
海外で子育てをする日本人に役立つ情報が充実しています。
海外の都市の多くで、こうした在住日本人向けの雑誌が発行されていますが、入手できる場所が限られているケースが多いですね。
電子版を同時発行することで、子育てでなかなか出かけられない方も、必要な時にすぐ見ることができるわけで、広告の効果もより高まるはずです。
(出典:http://bun2.wook.jp/)
こちらは、文具に関する情報誌「Bun2(ブンツウ)」の電子書籍版。バックナンバーも含め無料で読むことができます。
各社の新製品や文具の活用法など、情報が盛りだくさん。オフィス用品の担当の方や、文具が好きな個人の方にはきっと役立つ情報が多いのではないでしょうか。
(出典:http://tabiiro.jp/monthly/)
毎号著名人が表紙を飾る、華やかな誌面が特徴の「旅色」。
各地の観光地や温泉・ホテルの情報が充実していて、同名のポータルサイトとも連携しています。
上の画像は目次ページですが、記事のビジュアルや内容がひと目でわかるデザインで、リンクも貼られているのでクリックするとその記事をすぐに読み始めることができます。
最後はおまけ。
デジタルカタログの仕組みを使っている実例ではないのですが、そのコンセプトがとってもユニークなのでご紹介したいと思います。
(出典:http://p.booklog.jp/)
「お坊さん=お葬式」という概念を覆し、仏教を身近に感じながら、さまざまな考え方。生き方を提案する「フリースタイルな僧侶たち」。
電子書籍サイト「ブクログのパブー」で無料配信していて、PDFかEPUB形式の電子書籍を無料でダウンロードできます。
物事を深く考えさせられる内容が盛りだくさんで、新しい切り口の雑誌を低コストで発行するのに、デジタルメディアを上手に利用した例といえるでしょう。
今回は、デジタルカタログをつかったコンテンツ配信で、とくに読み応えのあるものを集めてご紹介しました。ぜひ一度読んで、体験してみていただければと思います!
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